「いち事業家のプライベートな記録」


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by generator_tomo
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スーパーアグリの撤退

昨年の、香港企業SSユナイテッドの債務不履行から、資金繰りが極端に悪化し、あたらしいスポンサーも見つけられず、撤退の決定。

亜久里さんの生き方ってすごくかっこよく、応援していたのですが、残念。Fニッポンにもチームを持ち、二足の草鞋状態の批判は、ホンダ内部でも燻っていたのかもしれないし、特に、元ホンダレーシングのチーム代表のニックフライ(現CEO)との確執は、外からみてもわかる感じでした。

それでいてホンダ側もこの2年間で、100億円規模のサポートをしたんだから、これはこれで責任を果たしたのかもしれないし、果たしすぎな状況は、ホンダの株主も社員も看過できないことなのかもしれません。どこまでサポートするんだという境界線は、すでに超えていたのでしょうし、米国景気の低迷で蒙った損失にフォーカスすべきとの経営判断が、セカンドチーム存続の如何に影響を与えたのも言うまでもありません。

しかし、最後が悪い。ホンダ本体の指示無し(といわれていますが)に、ニックフライが暴走。スパーアグリF1チームを、次戦トルコグランプリ会場のイスタンブールパークサーキット内に入れなくし、亜久里さんに精神的なプレッシャーを与えてしまった。

亜久里さんが、トルコに機材を送ったのが子供染みているのか、それともニックがサーキット内に入れなくしたのが子供染みているのか、わかりませんが。

つまり、「新しいスポンサーを獲得できない状況で、これ以上ホンダはサポートしませんよ。もう撤退しかありませんよ。」というメッセージだったのでしょう。背景には、亜久里さんがあきらめずに、チーム存続に奔走し、ニックフライを無視したホンダ本体のサポートを、ニックを飛び越えて得ていた状況があったのかもしれないし、ホンダ本体もこれ以上ニックの顔をつぶすわけにはいけないので、ニックにチームの存続を一任させたのかもしれません。

しかしニック、彼は、ホンダにとってはよろしくない存在と思うのは僕だけでしょうか。BARホンダ時代に、チーム運営をプロドライブに委託していた時期のホンダは、すごく活躍してました(コンストラクターズ2位)。プロドライブ代表のデイビッド・リチャーズがチーム代表の時の、チームスタッフの輝きはなんだったのか。ニックがチーム代表に就任してからの、チームの低迷は甚だしい。

そんな人が、一つの新興チームの存続を決めたのかと思うと、結構残念でなりません。ニックもいさぎよく辞めてほしいですね。

こんな事例ですが、視点を変えると会社でも結構起こってたりします。資金回収したいのに、回収できなかったり、その相手先が会社の関係者だったりするとどこまで待っていいのかわからなくなります。どこかで境界線を引かないといけないという、最適な事例なのでしょう。私もニックに辞めろといっているわけですから、こんな事態を引き起こすことになれば、社長失格ということで、辞任しなければなりませんね。

#後ろで寝ている犬が、夢をみているようで。。寝ながらクゥァンクゥァン鳴いてます。
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by generator_tomo | 2008-05-06 21:54 | 雑談
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