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新橋地獄と人の問題

新橋のラスト3ヶ月間は、地獄でした。精神的にかなりまいってしまいましたが、ようやくここに来て体力も、精神力も復活の兆しが見え初めております。久しぶりの前向き思考で、ようやくいろんなものが、正しく見えてきつつあり、周りに健全で優秀な人たちが集まってきつつあります。

新橋の失敗要因をそろそろまとめなければと思いつつも、今走っている数々のビジネスの調整と資料作成等でなかなか時間がとれず、たまにシフトインしなければ、店舗の状況も正しく把握はできないことから、かなり忙しいめで動いています。

昨日は、1ヶ月以上ぶりに、家族ではない他の方と深夜飲みまして、私の家の近くの飲食店やソリューション事業を展開されている女性社長なんですが、夜連絡がありまして、ご相談があるとのこと。22時半に近くのバーで待ち合わせし、久々の再会でありました。悩みが殆ど共通しているので、本当にいつも面白いので、つい長くなります。

あんまり飲んではないのですが、なんというのか、お酒にアレルギー反応が出るようになりました。太ももが痒い。

最近、ステーキを食べると頭が痛くなるし、お酒をちょっと多めに飲むと、湿疹がでるという、どうやら「味噌汁とご飯で毎日過ごせよ」なんていわれているようで、油ものはあんまりとらず、日本の伝統的で健康的な食事しかとらないように、最近はなってきております。多分、新橋の強烈で地獄な体験が、まだ尾を引いているような感じです。

ちょっと、話はずれましたが、共通の悩みは、やはり「人」ですね。経営の苦労は社長にしかわからない。分かってほしいと期待するのが間違っているし、いくらスタッフを信じても、99%は裏切られます。

あんまり前向きな話ではありませんが、人は信用できないし、大体お金を貸しても、説明も無しに、行方不明が殆どです。新橋のコンサルなんて、うちの社員からもお金を借りてたみたいですし。。2月末の返済も何の連絡も無しに、返済されないそうな。。。話がずれました。

以上の現実を踏まえて、私は「経営者仲間」、「ファミリー」、「ファミリーではない」の3つのカテゴリーにビジネス上関わるスタッフを分割しています。ファミリーから独立させて会社の経営者になった、株式会社焚音(dao)の川井君は、ある意味、パートナーになりつつあるし、社員はみんなファミリーで、アルバイトの一部もファミリーになっております。

ちなみにの「ファミリーではない」スタッフとは、原則、一切しゃべらない。

派閥を作るスタッフは辞めてもらい、他のスタッフを小ばかにするといいますか、無視するとか、お金を借りるとかそういったスタッフにも辞めてもらい、他のスタッフに悪い影響を与えてしまう人にも辞めてもらい、批判ばっかりで、自ら解決策を持ち得ないスタッフも辞めてもらい、着眼小曲な人も辞めてもらい、つまり、当社のコンセプトに合わない人は、試用期間中に辞めてもらいます。

いくら人材が不足している時期があったとしても、これを妥協すると、経営が成り立たなくなっていきますし、ボディーブローのように徐々に赤字に転落します。

アルバイトスタッフで、社員でも同じですが、以下のことをやるスタッフは、殆どバツです。
・同僚からお金を借りる。
 (まあ前の副社長もそうでしたが辞めてもらいました。)
・都合の良いことばかり話して、「できます、できます」って言う人。
 (実際にはできないで、辞めてしまうし、オペレーションの質が悪かったり、シフトをサボる傾向にあります。ときおり、急にいなくなる。)
・スタッフが不足しているときに、他社の店舗からスタッフ連れてきますよって言う人。
 (他社の店舗はどうやって運営するんだ?殆ど、その人間が辞めると、連れてきた人間も辞めていきます。それで飯を食ってた、新橋のコンサルタントもいたりしましたが。)

どちらかというと、この人大丈夫か?見たいな感じか、頼りないなあ、なんかあんましイケテナイなぁ、っていう印象の人が、残るし、信頼がおけます。

私の最近寝てるときにでてきた格言。あんまり前向きな表現ではないのですが。。。

●人は1%信じ、99%疑え。
 (ファミリーになった段階で90%くらいは信じるようになりますが)
●足元を見ろ、上を向くな。
 (現実から目をそらさないこと)
●信頼できない人間との話しは、一切しない。時間の無駄。
by generator_tomo | 2009-02-06 04:06 | 新橋失敗学

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