「いち事業家のプライベートな記録」


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by generator_tomo
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10代20代の勉強と問題解決能力

社会科学の問題の切り口の多様性は、10代20代の勉強と教養の獲得が決めてとなる。バカがカッコイイとか、勉強しないのがカッコイイとか、そういっている場合ではない。

私が育ったような保守系の地盤の強い中学校でさえ、朝礼で校長は、「いくら頭が良くても人生に勝敗はない」と言って、バカであることを助長させるようなコメントがみられたし、おちこぼれを無くす意味で言っているのはわかるものの、勉強が好きな少年の箍を緩めることにもつながる。

さて、今回某飲食店コンサルティング会社が主催する有料セミナーに参加。10000円。看板広告の考え方と飲食店経営に関する考え方の2部構成。前者の話は、広告会社の社長さんが事例を交えて説明。理路整然として、背景にある知識と経験に基づいた講演は貴重だった。次の出店にも生かせるし、現状の店舗にも生かせられる。

第2部目は、正直だめだめ。講演するコンサルタントの頭脳、知識の構造化がまったくされていなく、めちゃくちゃ。経歴を見ると歴然。現場で20年間、大きな会社で数々の店舗を立ち上げ、失敗と成功の経験が多数とのフレコミ。まあそんだけやってりゃ、そうとうに経験されているであろうし、だれだって経験する。

問題は、現場で20年。高卒か中卒で入って現場ばかりだと、若い時のやわらかい頭脳を鍛える勉強の機会なんてなかったんじゃないかなと。(高卒中卒が悪いといっているのではない。)

(1)わかりきった内容に加え、(2)説明時における多重説明、(3)事象に対する原因・根拠の不説明で、聞いてるだけで頭が痛くなる。要は、感覚でやってきましたってな感じ。独善的な意見が多い。まあそれが正しいんでしょうが、そうやってスタッフ諸氏を説得してきたんだなと。それで納得させられていたんだから、この業界はやはりやばい。うちはそうじゃないけど。きっちり根拠を示す。

つまり、飲食のコンサルとは、「時代とともにちょっとづつ変遷する成功パターンを追いかけつつ、旬な業態を入れ替わり立ち替わり作れる」人ということだと、理解できた。100円。4900円を返して欲しい。

なんで(1)(2)(3)となってしまうのかというと、若いときに勉強してないから。特に10代20代は大事で、その時に現場で気合系で一生懸命やっていても、同じ時に大事な社会科学の問題の切り口をずっと考えた人とは、ポテンシャルという意味でも、面白さという意味でも、全く次元を異にする。金銭的に成功するかどうかは別として、俄然後者が面白い。

学生のとき、一生懸命バイトしてたとか、起業しちゃって学校にいかなかったとか、自慢げに話をする人がいるけど、やっぱり話をしていて面白くない。事業そのものは資金調達やら、成功パターン磨きやら、そのパターンのコピーペースト、さらにはリスクヘッジなどなどの繰り返しで、要素要素まっとうすれば、成功する。言葉でいうと簡単だが、パターンを磨くのに苦労することと、選択肢が100個くらいあるので、意外と難しい。

で、書きたいのは、貴重な学生時代をバカにし無駄にしたものの、ちょっとし成功しちゃった、している感の経営者は、正直話をしていて面白くない。教養やセンス、品格みたいな部分で、あるのかないのかが、金銭的成功のみならず、人生の豊かさを決めるのかなと思われるも、残念ながらちょいと成功した飲食店経営者には、持ってる人は少ないし、持たないとほんとに下劣な人が多い。

若いときの「知識の詰め込み」、「論理構成」、「問題解決の切り口」、「教養」、そしてまあ「運動」の5つは、それぞれ連動するし、必須。やっぱりこの業界、「運動」だけの人が多いし、そこに自称5つやったよ的な私が入って勝つだろと思ったんだけど、やはりこの辺が限界?いやいや、まだこれからです。

気合系だけの企業は、気合が終わったら淘汰されてしまう。社長の脳みその限界が狭い会社もそれ以上になると淘汰されてしまう。

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by generator_tomo | 2010-01-20 20:48

立って寝る颯月

機嫌が悪くどうしたのかなと思いつつ、事務作業をしてたらいつの間にか、寝てました。



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by generator_tomo | 2010-01-15 12:30 | 家族について

1年以上ぶりの高島屋

4、5年前は新宿一駅のところに住んでおりましたので、よく行っておりましたが、本日久しぶりに行ってきました。烏山に引っ越して以来、調布PARCOのチョイワル30代なマーケット戦略にはめられておりまして、たまたま、妻が昔貯めていた高島屋カードのポイントの有効期限も切れることから高島屋ギフト券に交換というのが目的でした。

駐車場まで0分待ちで入れたのは驚きです。昔は30分待ちとかが普通だったんですが、やはりこういうことなんですね。

正直、全て高くて財布の紐は緩みませんが、百貨店のよさは、質感ある情報を仕入れられるというところですね。世の中デフレといっているものの、ここだけインフレ?なんて思ってしまい、いつもスーパーのSやL大泉なんかで妻が関係者なだけに家族割りで7%引きで買えることを考えると、別世界になってしまった感あり。

結局買ったのは、催事場の木版画のポストカード10枚1050円、子供用の電子ピアノの鍵盤の上にのせてほこりを防ぐための布1メートル315円、地下1F食品売り場で、さば棒寿司945円。まあ、その前にディンタイフォンに行ってしまい、職業柄、その品のある味を楽しみながら、めっちゃ食べたのですが・・・。多分、昼時の客単価は、私たちがTOPな気が。

本日仕入れた情報はコチラ。

藤城清治 生命賛歌
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Govinder Nazran エレファントストーン
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ショップの方曰く、Govinder Nazranさんは、事故で亡くなったとのこと。調べてみたら、1年ちょっと前でした。

催事場では、東京伝統高原品展をやっていて、早速妻が甲冑職人と話しこんでいるのを見て驚きましたが、私は木版画ですね。かっこよすぎですね。名所江戸百景、歌川広重、繊細です。亀の吊られ具合がステキ。シュールな浮世絵です。名所江戸百景で検索されると、すごい木版画が出てきますよ。
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by generator_tomo | 2010-01-10 01:29 | 楽しい思い出

2番底はもう来ている

一部の上場企業の社長の発言で、2番底が既に来ているという話がどこかの新聞で記載されてましたが、確かに、そうかもしれません。

金土日以外、毎朝高速に乗って移動するのですが、空いています。通常だと、霞ヶ関まで30分程度。ところが、最近は15分から20分程度なんですよね。お正月だからからだと思っていましたが、まだ回復せずという感じです。

つまり、ものの流れが悪いという状況です。

客単価1000円以内の業態はまだまだ大丈夫。ところが、2000円を超える居酒屋は、大幅ダウンしているのではないでしょうか。居酒屋業態のみ持っている事業者は、結構厳しいと思います。縮小するパイの食い合い。

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by generator_tomo | 2010-01-08 09:47 | 雑談

派遣法改正と飲食業

今回の派遣法改正の目的は、製造業への派遣と仕事がある時だけ雇用契約を結ぶ登録型派遣を原則禁止し、長期安定的な雇用の実現(派遣切りの廃止)を通じて、格差是正を行うことである。

この派遣法改正のよって実現したいとする政府の目的は、全く持って実現できない。というのは、誰しも理解していると思うが、誰も言わないのは、ある種のポピュリズムで、センセーショナルに取り上げられた年越し派遣村で、いかに派遣社員が苦しんでいるのかをアピールし、この不景気の根本的な原因から目をそらすためのものか、もしくはそれさえやっとけば、支持母体である労働組合は納得するだろう的な胡散臭さも漂う。

派遣会社がスケープゴートにされた感じ。

この改正によって、企業の間接コスト(社会保険料等)の増大で、新興国との競争環境が著しく悪くなり、日本から工場が無くなるかもしれないといわれているものの、しかし、製造業者にとっても、派遣業者にとっても逃げ道はある。製造業者にとっては、昔みたいに、パート・アルバイト雇用へのシフト。期間契約ではない分不安定であるものの、今の派遣会社に支払うコストよりも安い一方管理コストが上がるため、とんとん。今と同じくらいのコスト競争力を維持できる。

派遣会社にとっては、自らパート・アルバイトを雇用し、製造業者から単純作業の業務受託を行うやりかたである。


経済はグローバルなため、材料を輸入して加工し、製品化して輸出する日本は、台頭する新興工業立国と競合せねばならない。中国の低コストと、徐々に上がる品質に対抗するためには、日本ではもはや人件費を削るしかない。グローバルになればなるほど、競争が激しくなり、人件費なども近づいてくる。同じ内容の仕事であれば、中国人の給与は上昇し、日本人の給与は下がる。当然の話だ。

小泉政権の規制緩和で、こうなったのではなく、時代の必然性であると思う。

アメリカは、70年代80年代に日本の人件費コストの安さが強みだった製造業に負けたときに、金融やサービス業にシフト。日本はどうするのかというと、そういったソフトパワーが苦手なところもあり、製造業に固執しそうで、固執するならするで、格差は認めた上で、セイフティーネットを維持・充実させる方向しかない。格差によって、製造業が守られるといっても過言ではない。

政治としては、とりあえず「派遣」を無くせは、それでなんか知らんけど注目されている「派遣切り」はなくなるということで、なんとなくよかったなと。マスコミも、とりあえず黙っているだろうみたいな感じでしょうね。政権でいえば、とりあえず社民党はこれで満足でしょうみたいなものです。みんなホントはわかっていると思いますよ。派遣法改正は、何の意味も無いということです。

それよりもやるべきことは、多々あります。

派遣法改正?改悪?により、企業側は新しい雇用スキームを考え出す必要がありますが、そこに派遣会社のビジネスチャンスがあります。同時に、一時の混乱をできるだけ少なくし、スムーズにパート・アルバイト雇用ないし、業務委託に切り替えられれば、飲食業にとっては、何ら心配は要らない感じですね。

1000円以内の客単価の業態において、日常食たるB級グルメを食べられない状態というのは、完全失業状態です。つまり失業率が上がらないということが大切で、上がらなくするための施策は何なのかというところだと思います。

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by generator_tomo | 2010-01-07 22:37 | 雑談

過去志向

父の一周忌のために帰郷し、1日に帰ってきました。09年は、父が現場から居なくなったこともあり、私もスタッフも必死に現場の維持と、メニュー改革を行ったことで、味が抜本的に変わり、ある程度の高いレベルの水準まで味もオペレーションも持っていけた気がします。

とはいっても、FC化するのかどうかは、まずは直営店で5店舗以上持ち、成功しなければ説得力がないので、5店舗黒字の状態にもっていった段階で判断することにしたいと思います。

新子安は11月12月と過去最高売上を更新しました。12月は29日営業にもかかわらず更新できたことは、本当にうれしい限りです。戸越も黒字、三鷹は30年店舗へまっしぐら。一旦は居酒屋マーケットの減退で、落ちるところまで落ちましたが、安定路線が確実になってきましたし、阿佐ヶ谷も今までは冬に黒字化は難しく年間で黒字という状態でしたが12月に黒字という、全店黒字化をきっちり達成できました。

3月までは2番底懸念で、かなり不安な部分もありますが、2月からは三鷹の家賃交渉の結果安くなったこともあり、なんとか生き残っていけそうですし、ちゃんぽんマーケットの拡大とともに、既存店売上が徐々に高まってきていることから、今年も目標としては1店舗プラスしたいなと思っておりますが、「08年問題」がまだ尾を引く中どうしようかなと。

08年問題は、目標としては10年半ばまでには何とか解決し、金銭的な出血も止め、和解という形で収め、きっちり清算したいものです。一方で、のほほんとやっているこの問題の原因を作ったコンサルに対しどのような措置をとるのかについては弁護士と相談で、当然このコンサルに対する損害賠償が確定しても、そんなに回収できる見込みは無いけど給与の差し押さえくらいはでき、その一部分でも回収できるのではないかなぁと思いつつ、謝罪も何もないしどうしようかなぁと。やっぱりきっちり清算したいな。金銭というよりは、気持ち的に。

やっぱり父が亡くなった原因の一部はこの08年問題だし、加えて葬式にもこねぇし、葬式の最中に店長が居ないのを見越して阿佐ヶ谷に訪問しちゃってるし、やっぱりこれ許せないんだよなぁぁ。父のお墓をお参りする度に思い出してしまうし、かなりしこりが残ってますねぇ。こちらも、現裁判の和解後に相談ですね。

今年の抱負は、よく遊び、よく働くこと。
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by generator_tomo | 2010-01-02 01:28 | 雑談