「いち事業家のプライベートな記録」


記録
by generator_tomo
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身の上

やまい併発で、約一週間寝たきりでした。お陰で本もたくさん読めたし、益々知的な欲求が出てきました。

自身の立ち位置について、過去の日本の歴史、思想の歴史を見直して、理解解釈し、来る来年の激変に備えようと思う。

知力と体力を作り、危機的状況に陥る日本の中で、何が何でも守りたい家族、社員とその家族が、他皆が、幸せに生きていけるよう、その一助となり得ればと思う。

虚栄をはらず、呼ばれるまで待つ。

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by generator_tomo | 2010-02-15 23:01 | 雑談

帝国海軍の官僚制と今の官僚制

不確実性が増す状況で、現在の官僚機構は有効に機能しない。先日の記事の続き。平時なれして硬直化している官僚機構は戦時において有効に機能しない。帝国海軍の失態を見ると、今の官僚組織の限界が見えてくる。限界を認識した上で、すばやい施策の立案と現場への落とし込みという機動力を最も発揮できる組織をどのように作っていくのか考えなければならないし、解決策のヒントが、組織のクラスター化ないし地方分権である。官僚は責任を取りたがらない故に各組織に政務官を据え、責任を明確にするとなおさら官僚は動きやすい。

「政治主導」、「公務員制度改革」、「地方分権」は新しい国家像への切り口として理にかなっている。

海軍は先の太平洋戦争まで、日本海海戦から40年近くも海戦をしていなかった。優秀な士官の中からさらに選抜されて海軍大学校を出たエリートの長官クラスは、海軍に入ってから太平洋戦争までずっと実戦を一つも経験していない。海軍内での出世競争の世界だけで生きてきた人達だ。加えて、戦争という予測不可能な状況に対する指揮官を誰にするかの人事が、ペーパーテストの成績で決められていたというから驚きだ。まさに、平時なれして硬直化している官僚組織だ。

出世するための点数はどうやって稼ぐかというと、「軍艦を沈めること」だ。勲章の査定は軍艦を沈めることが一番のポイントであって、艦艇修理用のドックを破壊しても、石油タンクを破壊しても、輸送船を沈めても、大して査定のポイントにはならない。だからいつも後回し。

現代で言えば、予算の垂れ流しで、どうでもいい案件に多額の資金をつぎ込み、自身の保身のために世の中に貢献してそうな名前の外郭団体を作り、天下る。予算は使って何ぼ。いかに多くの予算を確保するかが、出世のポイントだ。なので無駄の排除なんていう発想そのものが無い。

加えて、どうやって敵を打ち破るかではなく、いかにして大きなミスをしないかということを第一に考えて戦争していたふしがある。

具体的には、以下。
(1)レイテ海戦における栗田長官の謎の反転
(2)真珠湾攻撃の時には、現場の指揮官クラスは第三次攻撃隊を送るべしと言っているのに、南雲長官は一目散に逃げ帰っている点
(3)珊瑚海海戦では、敵空母のレキシントンに大打撃を与えた後、上陸部隊支援という作戦にもかかわらず、井上長官はポートモレスビー上陸支援部隊を引き上げさせている点
(4)ガダルカナル緒戦の第一次ソロモン海戦でも三川長官は敵艦隊を撃沈した後、満足して敵輸送船団を追い詰めずに撤退。(そもそも敵輸送船団の撃破が目的)
その他、米軍にとって、日本軍にもう一押しされていればやられていた戦いは多々あったらしい。

先の大戦における官僚組織には、大きな致命傷があり、不確実性が増す現代社会において、現在の日本の官僚組織にも通じる。エリートで、臆病で、責任は取らず、他の部局の足の引っ張り合い。海軍と陸軍で緻密に情報共有がされていないように、現代も縦割りで情報共有はされない。

日本は、このまま衰退するか、または国民の生活水準を維持・発展できるかどうかの瀬戸際に立っている。折りしも国民は、自ら足の引っ張り合いで、一喜一憂している。政権交代しても覚醒せず。説明責任がどうのこうの、国母の服装がどうのこうので、そんなものは、どうでもよい。

このまま、民主党を引きおろせば、債務のデフォルトやら、失業者であふれる社会が現実味を帯び、各種制度がことごとく破綻していくであろう。政治機能の停滞と、官僚機能の停滞を国民は望んでいるかのように、死神の足跡が聞こえてくる。

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by generator_tomo | 2010-02-15 12:45 | 経営戦略

1才9ヶ月の颯月

咳やまず、連続の休み。薬を飲むも効かないなぁ。というわけで事務作業しつつ、永遠の0を読みました。号泣です。

最近の颯月ですが、だいぶ幼児になり女の子っぽくなってきました。機嫌が悪いとちゅーしてくれなかったりと、応対がちょっとづつ複雑になってきました。

あと10数年すると父親から離れていくんだろうなと思うとせつなく、今のうちにじゃれておかなければという切迫感も。早すぎるか。

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by generator_tomo | 2010-02-11 01:36 | 家族について

不確実性が増す状況で、現在の官僚機構は有効に機能しない

持続的経済成長は、必須。心の豊かさを求めるなんていう内向思考では、物質的にも精神的にも豊かにはなれない。

高度経済成長時における世界の状況も今から比べると単純な世界。為替相場は一定に保たれ、産業振興と国土改革という目標も明確。加工産業で食っていくという国家戦略もわかりやすかった。そういう平時における官僚機構は、極めて有効に機能したと思う。

しかし自由主義経済の発展とともに、世界は多極化し、金融経済の世界への浸透で不確実性が高まっているし、短期的な予測はある程度できるとしても、長期の予測は不可能である。従って、高度経済成長時代のわかりやすい時代を平時とすると、今の時代は戦時といっても過言ではなく、平時なれして硬直化している官僚機構は戦時において有効に機能しない。

各個体団体に権限を委譲し、個別ニーズを発掘して具体的施策を時間をかけずに実行する。情報共有は前提だ。バス停の移動さえも国が決めているようでは、この国は持たない。保育所が足りないといっても、年間2万人増ではニーズに対応できない。都内はひどすぎるほど、女性の雇用機会を喪失させているし、子供を増やせる土壌ではない。もうこの問題、かれこれ15年くらいやってるんじゃないかな。

経済成長が止まって、国や地域の存亡にかかわる問題を放置してきた過去の政権の罪は極めて重い。地方分権やら、国と州の権限を明確化して道州制を導入し、すばやく現在の官僚機構をつぶし、新たな国の形を作らなければならない。

我々の世代に課された使命は、そこにある気がする。


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by generator_tomo | 2010-02-10 23:59 | 経営戦略

悪人

書籍の題目。悪人(上下巻)吉田修一著

彗星が近づいているのか、100日咳の気配。咳止まらず、仕事休む。昨日は新子安3時上がりなので、火曜日朝は本当につらいので、来週以降シフトインを減らす方向。経営する戸越店は、もうそろそろ自立だ。

9時に颯月を保育園につれていく途中。ふと颯月に、「サーちゃん何歳?」って聞いてみたら、指を一本立て「いっちゃーい」というではありませんか。保育園の先生に聞いたところ、初めて知ったとのことで、誰が教えたのか不思議である。本日、颯月が帰ってきたら、動画とってみようっと。

で、タイトルの「悪人」。福岡、佐賀、長崎を舞台とした小説。切ないというか、読み終わったあと5時間くらいじわじわくる。クライマックスにかけて、描写がだんだん美味くなってるし、これって結構構想段階から時間がかかって、著者の執筆能力が高まったからなのか、あえてそういうふうにしたのかは不明。実際、佐賀の風景を「長崎と違い、気が抜けてしまうほど平坦な土地で、どこまでも単調な街道が伸びている」とし、それがこれなんだけども、その単調さと小説前半の単調さを重ねていたりして。と邪推。

小説最後でわかるも、「・・・どっちも被害者にはなれんたい(なれない)」という主人公の言葉のとおり、物事の捉え方の複雑さを、因果応報的に表現している。恣意的に(物事の捉え方を)単純化させようとする主人公の行動が、登場人物にとっても、読者にとっても、この複雑な心境「じわじわ」感を生じさせる。じわじわっと来ます。

複雑さを理解するのを拒否し、善か悪かで判断したがる、単純化したがるのは、人の癖。理解したいがために、形而上を拒否する相矛盾。昨今のマスコミでもそうだが、世の常。そこでマザーテレサの言葉を思い出す。


人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。気にすることなく、やり遂げなさい。

善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。気にすることなく善を行い続けなさい。

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。気にすることなく正直で誠実であり続けないさい。

助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。けり返されるかもしれません。気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

気にすることなく、最良のものを与え続けなさい…。



小説では、三瀬峠とかでてきますが、よく両親と雨の日に沢蟹を取りにいっていた記憶が。結構おもしろい。フライにするとおいしいんだなこれが。と梯子はずした感のコメントで申し訳ないのですが、最後に佐賀の単調な風景に関していえば、あんまり良い思い出もなく、単調な日々を過ごすことが本当にもったいなく、大型書店に入り浸りで限られた情報を収集し、「なにかやりたい、なにかやりたい」と飛び出し欲求が鬱積していましたねぇ。確かに。

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by generator_tomo | 2010-02-09 13:13 | 潜在意識

和解案に合意

本日弁護士より連絡があり、2008年問題における貸主との係争に関し、双方とも和解案に合意できました。

これで一区切りつきました。関係者各位、ご心配をおかけしました。

さて次はコンサル。どう対処するか和解案実行後に検討します。

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by generator_tomo | 2010-02-02 00:08 | 雑談