「いち事業家のプライベートな記録」


記録
by generator_tomo
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戸籍法改正は少子化対策

最近周辺で戸籍法改正や夫婦別姓などの話をしているのですが、婚外子の差別であるとか、別姓導入による男女平等とかの話が多く、保守層では、家族の崩壊であるとか、伝統が崩れるとかの批判があり、婚外子差別の撤廃は賛成であっても、離婚が増えそうだから別姓はどうなのか?なんて考える人も多く、私もその一人だったのですが、どうも家族とか伝統とかそういう問題では無いようだ。

別姓導入で離婚が増えそうだとかの考えそのものが、実は「結婚」という考え、いわば儀式であり、通念であり、そういったものに縛られた考え方なのかもしれないとふと思った。そういうものが、本当に今の時代に必要なのか必要でないのかの話でも実はあるようだ。古い家族制度に縛られたような「結婚イコール子供」という考え方が、昨今のライフスタイルの多様化であったり、伝統思考に対する柔軟性であったりの部分とで対立し、結果として少子化を促している可能性がある。

少子化対策でいうところ、代表的な政策は、出産・育児費用の支給であったり、税金の優遇であったり、教育の無償化であり、現政権でより重点的にやろうとしていることでもある。

しかし、フランスでは80年代からそういった補助制度を充実させても、少子化に歯止めがかからなかった。90年代後半になって、急速に出生率が回復し人口増に転じたのであるが、その要因は、法がライフスタイルの多様性に合致したということのようだ。

具体的には、事実婚でも、結婚したのと同様の権利が得られ、どちらかが医療保険に入っていれば、パートナーにも医療保険が適用されたり、扶養家族がいる場合に税金の優遇があったり、結婚してもしてなくても同様の権利が得られる状態に法を変えたことがきっかけで出生率が1.60から2.02まで回復したとのこと。加えて、新生児のうち半分が婚外子ということで、婚外子が増えるとともに出生率が上昇したそうだ。

同時に、フランス国民の意識が、完全に変わり、結婚せずに子供を生むというスタイルが流行ったりしている。給付・補助制度の充実、事実婚に関する法整備、そして国民の意識改革が、出生率の上昇を促した。

そう考えると、今政府がやろうとしている戸籍法改正も、夫婦別姓制度導入も少子化対策だということになる。加えてフランスのように、事実婚でも結婚したのと同様の権利が得られるとなれば、この日本でも少子化に歯止めがかかり、人口増に転ずることができるかもしれない。

人口が増えればGDPは上がり、年金制度も維持できるし、夢も語れる。逆に人口が減れば、GDPも下がり、マーケットの購買力が低下し、ビジネスが立ち行かなくなる企業も増え、研究開発費は減って技術力も低下、倒産企業が多ければ失業率も増加する。人口の維持ないし増加が、国民が夢を語れる源泉たるものであるのは間違いないことで、そうするにはライフスタイルの多様性を認め、事実婚者の社会的地位の向上は不可欠のようだ。

私のような経済人としては、商売で生きていかなければならず、古い家族制度にこだわる理由は無い。こだわってしまって、商売が縮小し、生きていけないというのは、本末転倒だからだ。やはり、「今を生きていく」、つまり家族が食えて、社員も食えるというのにこだわりたい。

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by generator_tomo | 2010-04-27 11:07 | 雑談

筋肉質な国へ

情報革命とグローバル化により、産業革命以降の技術と情報の偏りが無くなり、GDPの一部の国への偏在が無くなりつつある。日米欧の先行メリットが無くなり、各国の人口で国力が決まる状況となってきている。

産業革命以前の状態か。

国家意識はありつつも、移動も情報も自由な世界になるのかもしれない一方、先行メリットを享受してきた日本は、周辺国家の人たちのある程度の賃金上昇を見るまでは、もし何もしなければ、製造業移転のよる空洞化、失業者の増大が続く。ソフトランディングのためには、産業構造の抜本的転換が必要。

サービス業なのか、金融なのか。農林水産業なのか、なんなのか。。それぞれの分野が、失業者を吸収できるような抜本的な改革が必要。

とにかく、アジア各国・世界各国の国民一人一人の力がある程度拮抗するまでは、日本はあらゆる富や知識を引き出されるばかりのようにも思われる。

この20年~30年は引き出されるばかりか、もしくは抜かれてしまう領域も多数かも。国民の鬱憤はかなりたまりそうだけど、自らそのポジションを認識できるような教育や啓発も必要。その間やるべきことは、多分、教育水準を世界1位にとか、研究開発力を1位にするとか、金メダル獲得数を1位にするとか、そういった筋肉質の国民体質にしておいて、次なる時代に乗り遅れないということに集中したほうが良いかもしれない。

そのための地方分権、基礎自治体を大きくするなりあるいは道州制にして、その中で筋肉質化政策をばんばんやっていって、地域で競争できるような国の体制を作って欲しいところ。大阪が独立するっていう話もあるんですが、本当ですか?(笑)

もはやGDPで競争とか無意味かもですね。

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by generator_tomo | 2010-04-26 03:46 | 雑談

「プライド死」か

経営者とは、プライドを捨てた人のことだと決めて起業した方が、失敗したときに楽だと思う。それと、ずっと様々な苦しみからは逃れられないということも。月日がたてばたつほど、いろんな醜い部分も見えてくるしね、永久的にその苦しみは、続くと思うべきで、これはごく普通の会社員の多分100倍近いんではないかと、勝手に想像。比較は出来ないけどというか、しちゃいけんけどね。

経営者に自殺者が多いのは、悪魔が顔を出しちゃうからなんですよね。見えなかったものが見えてしまったときに、飲み込まれるのか飲み込むのかの戦争が始まる。飲み込めば救われるかといえば、実は、救われない。これが、経営。それでいて、営業停止という「大義名分」が無くなった状態のときの、悪魔との決戦は極めて極めて危険。

そんなことも露知らず、外部アドバイザー的であって、お金を「にんじん化」させる連中で、舐めた口調な人も結構いるもんで。これまた、心に防御壁の無い経営者は、つぶされていくんですよね。つぶされないためにはね、時々、「働かない」というふうにすると大丈夫。

当社社外取締役のブログ。友人の経営者が亡くなられたそうだ。本当にね、つらいし、悔しいね。ご冥福をお祈り申し上げます。「誰を愛し、誰に愛されたのか。どんなことをして感謝されたのか。」読んでると、涙が出てきました。

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by generator_tomo | 2010-04-21 01:01 | 潜在意識

秘密

今読んでいる歴史小説、播磨灘物語の途中、どうしても現代小説が脳みそ的に欲しくなってつい。秘密 東野圭吾著、颯月も夢中になるほど面白かった(笑、以下写真ご参考)。映画「秘密」の原作。98年度ベストミステリー。

泣けるね。小説として完成されていて、表現力も天才的。本筋から離れ添えられた興趣であるも、加害者家族の娘の複雑な心情の、表現の仕方がすごいと思った。

「平介は後ろを振り返った。すると梶川逸美はまだ改札口の向こうにいた。彼等のほうに真摯な眼差しを向けていた。平介は手を振った。直子も同じようにした。梶川逸美の顔が瞬く間に泣き顔に変わった。」

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親の真似だ。
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by generator_tomo | 2010-04-19 04:23 | 潜在意識

寝たふり颯月

4月12日月曜日夜、私が横浜の現場に行く前に、颯月とお風呂に入ろうかというとき、颯月は元気良く、おっぱいを吸っていたところ、、(おっぱいは精神的なもので、乳離れはさせておらず)

私、「お風呂入ろうか」
颯、「・・・・・・」。急に目をつぶる。

妻がソファーから起き上がって脱衣所まで抱っこしてつれてくる。

その間も颯月は、おっぱいを吸いながら、寝たふりを。

妻、「寝ちゃってるね」
私、「いやあ、寝たふりやろ。どう見ても。」
妻、颯月に向かって、「寝てるのぉぉぉ・・・」とつついてみる。
颯、「きゃはは・・・」と暴れまくる。

皆大爆笑ということで、お颯、いろいろと知恵がつきやがった。

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by generator_tomo | 2010-04-13 16:35 | 家族について

牛丼不況

牛丼価格競争激化で、牛丼屋さんの客数は伸びていると思いますが、売上は同じ。牛丼屋にお客様をとられている分、1000円未満の客単価の飲食店は軒並みダウンしている可能性あり。

特に、個人店の飲食店は、極めて不況。この数ヶ月で、全国で1000店舗以上が、閉鎖する可能性もあり、そこで働く人たち含め、路頭に迷う人続出の予想。

加えて、都心部居酒屋は人事異動需要でしばらく潤うものの、郊外居酒屋も軒並みダウン。

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by generator_tomo | 2010-04-13 16:25 | 雑談

悪魔の思想が根絶される

「悼む人」~天童荒太著を読んだ。最初の50ページくらいは、ちょっと異常な人の話なのかなと思い、途中で止めようかと悩みつつ、15年前に途中で止めた「ねじまき鳥クロニクル」の主人公が井戸に入っておかしくなっているくらい、受け付けないかなと思いましたが、結局もう30過ぎの大人になったことだし、手をつけたら最後までな感じで読み進めると、意外やイガイかなりはまってしまいました。

各人の、いろんな行動や思いが重なり合い、人と人の間でその関連性を増していく感じ。主体性、客体性、そして社会性。その三つがくるくる回って物語を作っている感じだ。言い換えると、悼むポイントである、誰を愛し、誰に愛され、どんなことで感謝されたかの三つだ。

ちょっと衝撃過ぎて、私自身、何を書いているのか、書いて良いのかわからない状態。ただ、なんとなく、キーボードを叩き、発信している感じ。私は、この作者を10年前から好きなんですが、今回の本もまた大作だし、8年の月日を要したそうな。

作者の宗教観というか、古くて新しい天童教なる価値観を、読者に与える、聖なる本のような気がします。何度も読みたい本ですね。最近なくなった祖父や父を思い出しました。誰を愛し、誰に愛され、何で感謝されたかをよく考えて見ると、なんとも言えない感情が湧き出る。

作者は、絶望を悪魔を、次のように表現。「人間が生きる理由は、愛も夢も関係ない。細胞の力だ。原生動物と同じ細胞の貪欲な生命力が人を生かしている。ヒトという種を残すために発達した脳が、いわば副作用としてゾウリムシと同等なのを恥じ、相や仕事のために生きているだの、神仏や聖なる存在に生かされているだのと、愚かな言い訳を創造したのさ。」と。この類の思考に取り付かれやすいのは、私も同じ。

「生をもっともらしく語り、死を飾る。たぶん犬死を怖がっているんだろう。死そのものではなく、自分の死が無意味だということ、懸命に生きてきた人生が原生動物の死とおなじものに帰す、」という真実は、悪魔がささやいて教えてくれる。

しかし、このささやきでさえも、否定されるわけではなく、存在を消されるのでもなく、殆どどうでも良くなるような、無力化させる力を、この本は持っている。とにもかくにも、読んでみるべし。上手く表現できないが、ちょっと救われた感じ。何度も読むに値する。

愛とは執着であると定義するも、ある登場人物が、「執着であって執着でない」と理解するところも、主人公「悼む人」の悼むことによる奉仕と、「悼む人」の家族の犠牲という二律背反性に、上手くつながっている感じ。なんというんですかねぇ。上手く表現できないですね。聖なる本ですね。

ちなみに、アマゾンのレビューは、スポラッカ氏より前の人のはちょっといただけない。特に、一番最初のは、この本の中身もさることながら、表面的な部分、例えば「悼むこと」さえも理解していない感じ。辞書はそう書いてあるかもしれないけども、本ではそうは言ってないし書かれてない。しかし、皆さん「参考になった」とのこと。はて??まあいいや。

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by generator_tomo | 2010-04-10 04:42 | 潜在意識

深大寺のおそば

車で5分~10分程度に、こんなに良いところがあるなんて、今まで知りませんでした。特に、そばがおいしい。門を向いて左手にある蕎麦屋さんが、一番美味いとか。3月21日の写真。

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by generator_tomo | 2010-04-06 17:36 | 楽しい思い出

社員を募集

昨日が、上祖師谷保育園の入園式で、今日から実質初登園。布団にカバーしたり、オムツや着替え、帽子、靴などの場所確認の意味もあり、早めに登園したところ、早すぎて怒られ(笑)、颯月は再度のならし保育ということで、鼻水大量で泣くわ抱きつくわで大変でしたが、心を鬼にしてつっぱね、帰宅。本日15時に迎えに行く予定。

体調すこぶる悪く、ちと08年まで働きすぎました。このまま死んじゃったりして。とにかく来年4月まで休憩します。ヘルプと業態開発に力を注ぐ感じ。出来上がった仕組みでも、結構いろいろ改善できるもので、いつのまにかすごいモデルに。

さて、ちゃんぽん業態で社員をハローワークで募集し始めました。長く働いてもらえるよう、ワークライフバランスをテーマに、給与・評価制度を変えて行きます。

意外と反応早く、なんと20代の女性が応募。まだ社長面談まで来てないのですが、ま、とにかくうれしい。頭カチコチの職人は採らないので、若手で未経験者から優先的に採用したい。

以前当社居酒屋業態で働いていた人に、ちゃんぽんで人が足らないからやらないか?なんていったら、鼻で笑われて断られたんですが、この業界にもどうやら序列があるようで、寿司とか職人系の居酒屋を筆頭に、麺業態が最下層というわけらしい。ちなみにお誘いした彼はこの業界1年ちょっとしかいなかったんだけどなぁ。既に固まってしまったか。

理由は高度な技が必要な業態であればあるほど、加えて材料の種類が多ければ多いほど、リスペクトされ、リスペクトの度合いで序列が決まるらしい。ま、理解不能。

ちなみに、今回の募集は、「飲食未経験者優遇」とした。変に経験があると、序列つくったり、素直にオペレーションに入れないために、問題が多く、他の社員と意思疎通が出来ないため。

特に職人は絶対にだめなんだなこれが。職人はその独特の世界でずっと生きていくべきだし、外れたらおしまい。外されてもおしまい。

職人とは何ぞやというところの定義も難しいけど、まずは「白いの」着てたらアウト。後は意識の問題なので、境界線は難しい。具体的に書くと、なんか言われたら「むっと」きてる人。ちなみに私、昨日社員にもっと野菜多めでって注意されて「ハイ」って答えましたけどね。職人というのは、この「ハイ」っていうのが、出来ない。形式的には出来るけど、実質的な「同意・合点」なんてさらさら無い。

特に、20代の職人気質の人って、たまにいるんだけど、麺にいっても居酒屋にいっても、どこいっても使い物にならず、例えば焼き鳥業態を開発するというときに、タレから作り始めたりして、時間の無駄が結構多い。タレは美味いところたくさんあるし、そこから買ってオリジナルにアレンジしていくのが当たり前なんだけど、シナモン入れて超まずいタレを作ってしまったりもする。

技術、優先順位、論理思考、果ては、対人関係も結構だめ。

外部環境も、昔みたいに固まった業態だけではなく、多種多様な業態があって、日々業態が細分化され、はやり廃りが早く、価値観の動きも早い。

なので、今の若い人は、職人になってしまったらおしまいだ。世の中の動きについていけなくなる。職人になってしまって、現場の監督とかさせられて、結局うまく行かず、店が閉まって解雇となったら、本当に転々とする人生となる。

ちかくのイタリアン、雇われ職人のレストランがある。美味いが高い。1日売上は2万円だと思われ、マーケットからずれまくり。しかも、えらそうだし、バイトの女の子を口説こうとするであろう、というのがミエミエ。(笑)かわいそうだけど、厳しいなぁ。人生転々パターン。

序列うんぬんよりも、きっちり儲けられて生活がきちんとできるほうが優先な気もするけど、飲食人は素直な人すくないからなぁ。成功店舗1店舗だけで、平均サラリーマンよりも収入多く、時間も自由につかってよい生活している人もいるし、それが数店舗になれば、数倍となるわけで、より良い生活という基準で考えると、序列というこだわりは捨てて素直に生きたほうが良い。

特に、守らなければならない人とか、いる人はね。

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by generator_tomo | 2010-04-02 11:31 | 事業進捗