昨日が、上祖師谷保育園の入園式で、今日から実質初登園。布団にカバーしたり、オムツや着替え、帽子、靴などの場所確認の意味もあり、早めに登園したところ、早すぎて怒られ(笑)、颯月は再度のならし保育ということで、鼻水大量で泣くわ抱きつくわで大変でしたが、心を鬼にしてつっぱね、帰宅。本日15時に迎えに行く予定。
体調すこぶる悪く、ちと08年まで働きすぎました。このまま死んじゃったりして。とにかく来年4月まで休憩します。ヘルプと業態開発に力を注ぐ感じ。出来上がった仕組みでも、結構いろいろ改善できるもので、いつのまにかすごいモデルに。
さて、ちゃんぽん業態で社員をハローワークで募集し始めました。長く働いてもらえるよう、ワークライフバランスをテーマに、給与・評価制度を変えて行きます。
意外と反応早く、なんと20代の女性が応募。まだ社長面談まで来てないのですが、ま、とにかくうれしい。頭カチコチの職人は採らないので、若手で未経験者から優先的に採用したい。
以前当社居酒屋業態で働いていた人に、ちゃんぽんで人が足らないからやらないか?なんていったら、鼻で笑われて断られたんですが、この業界にもどうやら序列があるようで、寿司とか職人系の居酒屋を筆頭に、麺業態が最下層というわけらしい。ちなみにお誘いした彼はこの業界1年ちょっとしかいなかったんだけどなぁ。既に固まってしまったか。
理由は高度な技が必要な業態であればあるほど、加えて材料の種類が多ければ多いほど、リスペクトされ、リスペクトの度合いで序列が決まるらしい。ま、理解不能。
ちなみに、今回の募集は、「飲食未経験者優遇」とした。変に経験があると、序列つくったり、素直にオペレーションに入れないために、問題が多く、他の社員と意思疎通が出来ないため。
特に職人は絶対にだめなんだなこれが。職人はその独特の世界でずっと生きていくべきだし、外れたらおしまい。外されてもおしまい。
職人とは何ぞやというところの定義も難しいけど、まずは「白いの」着てたらアウト。後は意識の問題なので、境界線は難しい。具体的に書くと、なんか言われたら「むっと」きてる人。ちなみに私、昨日社員にもっと野菜多めでって注意されて「ハイ」って答えましたけどね。職人というのは、この「ハイ」っていうのが、出来ない。形式的には出来るけど、実質的な「同意・合点」なんてさらさら無い。
特に、20代の職人気質の人って、たまにいるんだけど、麺にいっても居酒屋にいっても、どこいっても使い物にならず、例えば焼き鳥業態を開発するというときに、タレから作り始めたりして、時間の無駄が結構多い。タレは美味いところたくさんあるし、そこから買ってオリジナルにアレンジしていくのが当たり前なんだけど、シナモン入れて超まずいタレを作ってしまったりもする。
技術、優先順位、論理思考、果ては、対人関係も結構だめ。
外部環境も、昔みたいに固まった業態だけではなく、多種多様な業態があって、日々業態が細分化され、はやり廃りが早く、価値観の動きも早い。
なので、今の若い人は、職人になってしまったらおしまいだ。世の中の動きについていけなくなる。職人になってしまって、現場の監督とかさせられて、結局うまく行かず、店が閉まって解雇となったら、本当に転々とする人生となる。
ちかくのイタリアン、雇われ職人のレストランがある。美味いが高い。1日売上は2万円だと思われ、マーケットからずれまくり。しかも、えらそうだし、バイトの女の子を口説こうとするであろう、というのがミエミエ。(笑)かわいそうだけど、厳しいなぁ。人生転々パターン。
序列うんぬんよりも、きっちり儲けられて生活がきちんとできるほうが優先な気もするけど、飲食人は素直な人すくないからなぁ。成功店舗1店舗だけで、平均サラリーマンよりも収入多く、時間も自由につかってよい生活している人もいるし、それが数店舗になれば、数倍となるわけで、より良い生活という基準で考えると、序列というこだわりは捨てて素直に生きたほうが良い。
特に、守らなければならない人とか、いる人はね。
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