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筋肉質な国へ

情報革命とグローバル化により、産業革命以降の技術と情報の偏りが無くなり、GDPの一部の国への偏在が無くなりつつある。日米欧の先行メリットが無くなり、各国の人口で国力が決まる状況となってきている。

産業革命以前の状態か。

国家意識はありつつも、移動も情報も自由な世界になるのかもしれない一方、先行メリットを享受してきた日本は、周辺国家の人たちのある程度の賃金上昇を見るまでは、もし何もしなければ、製造業移転のよる空洞化、失業者の増大が続く。ソフトランディングのためには、産業構造の抜本的転換が必要。

サービス業なのか、金融なのか。農林水産業なのか、なんなのか。。それぞれの分野が、失業者を吸収できるような抜本的な改革が必要。

とにかく、アジア各国・世界各国の国民一人一人の力がある程度拮抗するまでは、日本はあらゆる富や知識を引き出されるばかりのようにも思われる。

この20年~30年は引き出されるばかりか、もしくは抜かれてしまう領域も多数かも。国民の鬱憤はかなりたまりそうだけど、自らそのポジションを認識できるような教育や啓発も必要。その間やるべきことは、多分、教育水準を世界1位にとか、研究開発力を1位にするとか、金メダル獲得数を1位にするとか、そういった筋肉質の国民体質にしておいて、次なる時代に乗り遅れないということに集中したほうが良いかもしれない。

そのための地方分権、基礎自治体を大きくするなりあるいは道州制にして、その中で筋肉質化政策をばんばんやっていって、地域で競争できるような国の体制を作って欲しいところ。大阪が独立するっていう話もあるんですが、本当ですか?(笑)

もはやGDPで競争とか無意味かもですね。

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by generator_tomo | 2010-04-26 03:46 | 雑談

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